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黒船軍団は、ポンプノズルをレギュレ−ション上限界の50mmエクステンション加工(内面加工も)したパ−ツを使用している。
今回は、なぜその様なパ−ツを使用しているか?いちいちレ−ス会場で質問攻めになるのも しんどくなって来たので(笑)ここで説明しよう!!
例によってマンガで行こう!!下記の図1−1は、ジェットがコ−ナ−で旋回する力関係を2次元的に示したものだ。本当は、船体は、X軸、Y軸、Z軸が連動した運動力学で旋回するのだが、説明をややこしくしてもしょうがないのでスパッ〜と簡単に説明する事にしよ〜(笑)
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図1−1は、ジェットが左コ−ナ−時のマンガだ。ステアリングノズルを30度切った状態で図のFの推力が100Kgfと仮定すると、Fをベクトル(合力)と考えれば、ジェットを旋回(回転)さす力は、sinθXFとなり、100Xsin30=50Kgfとなる。ちなみにその時のX軸の推力は、cosθXFとなるので、100Xcos30=86.6Kgfとなる。しかし、これは、ステアリングノズルの力点Cに掛かる力なので、ジェトを旋回せしめるのには、支点A/Bの距離X力点Cとなる。つまり、AorBXsinθXF(式-1)となる(重力加速度は割愛する)。2・4輪も旋回のきっかけは前輪である。ジェットもコ−ナ−のアプロ−チからクリッピングポイントまでは(1次旋回)、推力が小さくなるので(加減速の為)出来るだけ前部を旋回の支点にすれば式-1の計算値が大きくなり少ない推力でも効率の良い旋回力が得られる、初期旋回及び低推力領域は、図1-1で示すB点よりA点のほうが高効率と云う事になる。
しかし、安定した旋回を行なうのに前部ばかりで2次旋回も行なうのは、非常にリスキ−(MENはこの乗り方のライダ−が多い)である。2・4輪でも前輪ばかりに頼らず2次旋回をリアステアに移行して行くのがラップタイム短縮のロジックである。ジェットも同じである。ではなぜリスキ−なのか次の図1-2で説明しよう。
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左は、赤点部で左旋回をしている図であるが、(青色の領域は船体が水圧をうけている部分である)ノ−ズの面積が小さい所で加重し続ければ浮力が安定せず波荒中や追い波、曳き波の影響でノ−ズダイブを非常に起しやすい。右は船体の一番ワイドな緑点部で旋回を行なっている図であるが青色の全体面積が多く浮力もあり安定している。しかし、式-1の計算値が小さく旋回がダルな方向になってしまう(口の悪いライダ−は右図のコ−ナ−のしかたを「女乗り」とか云うらしい)(笑)そこで発想を変え図1-1の力点Cを出来るだけ後ろに持って行けば式-1の計算値も大きくなりリスキ−な皆さん(笑)と労せず同じ安定した旋回力を得られるのである。
それから、ロングステアリングノズルが発売されているが、ポンプノズルの力点は同じ位置なもので旋回合力は同じでありステアリングレシオをきつくした状態になるだけなのであまり意味は無いと思う。
CFDに使用した図面が存在するので公開しよう。皆さんに発売できるかも・・・・である。
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我々のCFD解析で求められた3次曲面がウ〜ンとってもセクシ−だ(笑)。どうしてノズル先端部までをボリュ−ムをつけるかと云うとインペラ−後部ポンプ容量が多くなると吸収馬力が小さくなり、E/Gのレスポンスが上がるからだ。推力マンガが有るので、それで説明しよう。
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STDは、純正ノズルの圧力の上がり方で、MRがロングノズルの圧力の上がり方である。緑の領域が水を加圧する為に使用しない吸収馬力の差異領域である。風緑組のスタ−ト直後の加速力の一端が分かる図である。又、ポンプノズル内のベ−ンガイド(フィン)も風緑組は使用しない。たしかにガイドベ−ンが存在すれば推力は上がるし操安も上がるのだ。なぜならインペラ−の回転により推力が発生する、推力はねじれ(回転)ながら対象物(この場合は水面)に当たるのだが、ねじれがきつければきついほど対象物に斜めに当たり冬の日差しと同じくパワ−が無いのだ。太陽の熱量は一定でもより直角に当たる夏の日差しはきついのと同じである。ポンプ内ベ−ンガイドは、推力を出来るだけストレ−トにする為だ。しかし、ポンプ内のベ−ンガイドとポンプノズルのベ−ンガイドが接する位、接近せず隙間が開くと抵抗になるし、ポンプノズルのベ−ンガイドがポンプ側に対してずれているのはもってのほかであり「ナ〜ム〜」である(笑)又、ステンレスポンプを使用している場合、ポンプ側ベ−ンガイドは非常に薄い、なのにポンプノズルのベ−ンガイドが分厚かったら・・・これも「ナ〜ム〜」である(笑)又、チルトは、図1-1と同じ理屈で推力が分散されるので使用しない。馬力も150PSもLTDは無いし、チルトを使用するほど足回りが悪くないし、大体100mmロングライドプレ−トを使用しているからスタ−トでチルトを使用しても殆どライドプレ−トに推力が当たるって(笑)
まっ、ベ−ンガイドでノズルボリュ−ムも減るのも設計値からずれるしな・・・・・ほんでもってピストルで的に当てるより、ライフルで的に当てる方が命中率は非常に高い。なぜならバレルが長いからである。ロングノズルもバレルが長いから狙った所に推力を正確にヒットできタイムアップにつながるのだ!(半分嘘)
風緑組のパ−ツは、陳先生の無い頭脳を使って造られているのだ(笑) つづくかも〜〜
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