リードバルブブースター

昨今、高性能化に伴い、リードバルブ本体の大型化へ移行してきたが、確かに吸気抵抗の根源であるリードバルブを大きくするということは、吸気抵抗低減にはつながるが、インテークマニホールドとリードバルブ室があまりにも容量が違うと、そこで流速が遅くなり、また、間違ったデザインのそれらの場合には、反転反射波が発生し、性能の谷間を作る原因ともなるのである。

そこで、吸気流速をあまり変化させないように登場したのが、リードバルブブースターである。

いろんなメーカーからブースターが出ているが、前記のテストレポートでもあるように、上下を分けるような、センター部に水平に仕切り板が入っているのは、あまりよろしくないのである(ダウンドラフトキャブタイプにおいて)。

また、急激に角度のつくものもおもわしくなく、角がついているものも、その角にて乱流が発生し、リードバルブの破断などにつながるのである。

よくできたリードバルブブースターとは、航空機業界の設計者などがよく使う断面法を駆使し、また、形状もベルマウス理論に基づき、乗数2〜4の平方で構成された美しい3次曲面で形成されているのである。

そのように設計されているブースターは、流速の変化も少なく、乱流の発生も著しく少なく、また、リードバルブが開閉時に起こす反転反射波を発生しにくいのである。

また、リードバルブブースターは、リードバルブ内で確実に固定されていなければならない。
エンジンの振動などでガタガタ動くブースターを使用している人は、共振点において性能の谷間が発生するのである。
そのようなことを排除するため、我々が発売しているのが、リードブースターパッキンというものである。

また、インテークマニホールド編で述べたように、リードバルブブースターの表面は、鏡面より粗面の方が、性能及び燃費が向上するのである。

シーズンオフのこの機会に、皆様も自分の使用しているリードバルブブースターを再確認してください。

バック