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フュ−エルガスコック、フュ−エルフィルタ−&リタ−ンバルブの配置例及び配管
ジェットでチョ−クノブとガスコックは、操作し易い様にデッキに装備されているのが殆どだ。しかし、チュ−ニングで性能向上するに当たり、チョ−クバタフライ&バタフライシャフトは、始動機能以外は、吸気抵抗以外何者でもないものでチョ−クプラグを使用し外す方向である。又、純正のガスコックも外す方向であるが、どうしてガスコックを外すのかと云うと、もし、キャブレタ−にフュ−エルポンプが装着されている純正等は、ポンプがガソリンを汲み上げるのに要する流路は、まず燃料タンクから後部船内のデッキ裏のコックまで行きコックの通路を通りそれからやっとキャブレタ−へと云う様な1M以上の長い旅をしなければいけないのだ。その様な長旅は、管内損失も大きくフュ−エルポンプ能力が、約0,1Kg/cm2以上低下するのと同じである。これでは、アクセレ−ションに対するリニアな燃圧上昇は見込めなくトルク感の無い様なリ−ンバ−ン状態になってしまう。そこで、燃料タンクから、キャブレタ−までは、最短距離で配管し損失を最低限に押さえ、又、排気ホ−ス関係から離す事で熱害にも影響されない様になる。しかし、外気温で燃料が暖められると膨張及び気化で燃料タンクの圧力が上がってしまう(ガスキャップを緩めて「シュ〜」と軽く云う時は、大体0,3Kg/cm2以上上昇している)。キャブレタ−のバルブシ−トやチェクバルブが正常であれば問題ないが、それらが、機能低下してくると、タンク内圧力でドンドンエンジン内にガソリンが漏れ、クランクケ−ス、又はウォ−タ−ボックスまでガソリンが溜まり、再始動時に爆発を起すと云う最悪の結果になるのである。酷い場合はクランクの捩れや、リ−ドバルブ、排気ホ−ス類の破損となるし、長期的にクランク室にガソリンを溜めるとクランク支持ベアリングに損傷を与えてしまう。そこで、やはりコンペテンショナルな配管をしてもフュ−エルガスコックは、安全の為、必要となってくるのだ。
上記図は、カワサキ800系の推奨コンペ配管例である。
リザ−ブからガスを導き、オンにリタ−ンを戻すとビジュアル的にCOOLである(笑)
作業はいたって簡単で、プラスドライバ−の#2を用意、ホ−スフィラ−の上部4ヶ所のネジを外す。
ズボボ〜とリザ−ブ&オンのインレットチュ−ブが出てくる。
短い方が、オンなもので、「エイッ!」と引き抜く。Oリングだけで止まっているので非常に簡単である。あとは、バラした逆に組んでいく事。
これも参考にして頂くと良いと思われる。(’06KAZEグリ−ンクラブSXR800-MR艇)
ちなみにこれは、SHIのNEW X-2SLTDの配管です。

配管に際して次の事に注意しましょう。
  • 硬化したフュ−エルホ−スは絶対使用しない様にしましょう。
  • ビニ−ル系のホ−スの使用は、絶対にやめましょう。
  • エンジンは振動しますので、配管長にゆとりを持たせましょう。
  • 振動で擦れない様に配管しましょう。
  • ホ−スは絶対にタイラップ等で抜け止めを実施しましょう。
  • エンジンを停止している時は、出来るだけガスコックを締める様、心がけましょう。
配管を短くするだけだ。性能安定するのは、簡単で良い事だと思う。又、配管&配線の仕方とか、整理の仕方は、その人の個性を反映するもので、我々が見ても楽しい領域なもので頑張って欲しい。尚、作業は、個人の責任下で安全に行なってください。